第46回開催報告

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スタッフの角谷です。

2012年9月16日(日)にじゅうろくプラザ 研修室2にて、
第46回勉強会「名古屋アジャイル勉強会 in 岐阜」
を開催いたしました。簡単に報告いたします。

今回は23名と多くの方にご参加をいただきました。
ありがとうございました。

今回の勉強会は、午前中に「ユーザーストーリーワークショップ」、
午後から「改善塾」と2部構成で行いました。

【第1部】10:00~12:00 「ユーザーストーリーワークショップ」
 プラグマティック・ペルソナ法を使用した顧客の要求分析、および、
 ユーザーストーリーの作成、プランニングポーカーを使った見積りを
 ワークショップを通じて体験して頂きました。

 今回の発表資料にて使用したスライドは下記にて公開しています。
 http://www.slideshare.net/youandi060219/ss-14298621

【第2部】13:00~16:30 「改善塾」
 改善の伝道師 豊田マネージメント研究所の高木徹様をお迎えし
 トヨタ生産方式(TPS)、および、TPS源流とする
 TMS(Total Management System)について、ご講義頂きました。

 TPSというと「かんばん」や「あんどん」などのツールや手法に目を向けがちですが、
 TPSの本質は、「ひとづくり」・「人財育成」にあるということ、
 人をいかにして育て、マネージメントしていくことが重要かをお話頂きました。

 以下、講師の高木徹様からです。
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 お世話になりました。
 豊田マネージメント研究所の高木です。

 大変良い機会を作って頂きありがとうございました。

 普段、仕事をしていて「思い」を意識するということが、少なくなっているような気がします。
 私は改善を経験する機会を会社に与えてもらったことにとても感謝しています。きっと改善塾卒業生の何人かもそう感じていると思っています。

 私は今まで他の教育を色々受けましたが、これほど自分に影響を与えてくれたプログラムは他にありませんでした。
 私はTPSの人財育成プログムは、「真剣」だと思っています。
 実践していない人にとっては、大変恐ろしいプログラムかもしれません。
 自分の弱さが露呈し、まる裸にされるようなものですから。。。

 これが普通の人財育成教育と異なるところです。

 欧米系のマネジメント教育は、ロジカルシンキングMECESWOT分析コーチングなどの手法論はそろっていますが、人財育成プログラムのコア(OS)ではないということです。

 私はそういう意味では、TPSの神髄を生産調査室(TPSの本家本元)の方から直接教えていただけたので、本当に感謝しています。
 改善伝道者というのは、スターウォーズジェダイ(Jedi)に似ているかもしれません。ライトセーバーがTPS/TMSなのかも。。。
 私の役割は、IT職場におけるプロジェクトの改善、仕事に対する考え方、人づくりの方法、組織を変えるためのやり方などを皆さんに伝道師としてお伝えしていくことなんだと思っています。

 改善は、「研究」なんですね。知恵が出る職場は改善が進みますが、知恵が出ない職場はなかなか進まない。実は、この状態というのは、職場自体が活性化していないというアラームなんですけどね。

 岐阜でTPSの話をしたのは、初めてだったので、少々緊張しましたが、逆に地元ということで気が楽になった部分もありました。

 もし、名古屋アジャイル研究会のメンバーや知り合いの方で改善塾を経験してみたいという方がいれば企画しましょう!!

 今回は、知識は少々お伝えしましたが、理解(実践)という意味では0ですから。

 私もまだ不完全燃焼状態なので。。。

 皆さん、ありがとうございました。

 今後とも宜しくお願いします。
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以上、大盛況のうちに勉強会を終えることができました。
参加頂いた皆様、ありがとうございました。

また、今回参加できなかった方々も次の機会にぜひご参加ください。
名古屋アジャイル勉強会を、今後ともよろしくお願いいたします。


■名古屋アジャイル勉強会について
アジャイルとは俊敏でチーム中心のソフトウェア開発手法。
名古屋アジャイル勉強会は東海地方でのアジャイル開発についての情報の
共有、発信を目的とするどなたでも参加できるグループです。

月に一度の勉強会が主な活動です。皆様のご参加をお待ちしています。
過去の勉強会の様子は、ブログでご覧いただけます。
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