開催報告:Agile Japan 2012 サテライト<名古屋>

スタッフのやんです。


2012年3月16日(金)に
Agile Japan 2012 サテライト<名古屋>を開催致しました。
その内容をご報告致します。

Agile Japan 2012は
Agileを知る、Businessをつくる、Changeを起こす
今こそ語り合おう、アジャイルのABC」をテーマに
アジャイルへの新しい1歩を踏み出すためのイベントでした。

午前中は大阪の本会場からのキーノートのストリーミング中継を行い、
午後からは各地ごとのコンテンツで展開されました。

名古屋サテライトでは9名の参加となりました。

キーノート1:
昨年最も売れたIT関連書籍の「アジャイルサムライ」の著者である
マスター・センセイことジョナサン・ラスマセン氏のテーマ
アジャイルリーダーシップの背後にある驚くべき科学について」
ではダニエル・ピンク氏の動画を見て、個人の能力がソフトウェア
開発において非常に重要であること。仕事の本質が変わっているのに
組織が変わっていないこと。個人を活かすためのマネージメントに
何が必要なのか?といったことを教えていただきました。
※ダニエル・ピンク氏の動画はこちら
http://www.universalsubtitles.org/ja/videos/mr5VvPVVoYXS/info

キーノート2:
岸良裕司氏のセッションでは「全体最適のマネジメント改革」というテーマで
今、やるべきことにだけ集中できるマネージメントに変わることが重要だと
いうことを軽妙なトークで伝えていただきました。
セッションの中で行われたマルチタスクゲームは簡単なルールのゲームで、
集中できるかできないかが生産性に大きく影響することを身をもって
体験することができました。

IPAによるアジャイル動向調査発表:
こちらはアジャイルに関する調査の発表が行われました。
アジャイルの一部を取り入れているプロジェクトが9割に上るなど
アジャイルが確実に浸透していることが伝えられました。

今回は午前のセッションで感じたことのふりかえりもKPTで行いました。

午後の名古屋アジャイル勉強会のコンテンツは
Agileを知るための「アジャイルとは?」のセッションをスタッフやんが行いました。

次にBusinessをつくるためにこの場があり、コミュニケーションを
とっていきましょうという説明のあと、

Changeを起こすための第1歩として
コミュニケーションをとるための有用なツール紹介として
インセプションデッキ紹介」をスタッフYou&Iが行いました。

それから「インセプションデッキ作成ワークショップ」を参加者全員で行いました。
扱うテーマを決めるところから始まり、「エレベーターピッチ」でテーマの説明を
行った後は2チームに分かれて「解決案を描く」を行いました。
それぞれのチームが異なる解決案を描いたことに参加者の方々は
驚き、またそれが面白いと感じられた様子でした。

最後に午後のワークショップのふりかえりをKPTで行いました。
終始、意見が出て参加された方々にとっても有意義な時間を
過ごせたイベントになったと思います。


午後の部のセッション資料は、以下で公開しております。

アジャイルとは?
http://www.slideshare.net/bjyan/ss-12034741

インセプションデッキ紹介
http://www.slideshare.net/youandi060219/ss-12025219


当日のイベントの模様は以下にて写真を公開しています。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.344558778912594.71981.227674577267682&type=1


AgileJapan2012のイベント全体のまとめ
http://www.manaslink.com/article/aj/aj2012/library/


Agile Japan 2012を運営されたスタッフ・講師の皆さま、お疲れさまでした。
そしてサテライト名古屋に参加して頂きました皆さま、ありがとうございました。
また、今回参加頂けなかった皆さま、次の機会にどうぞ是非ご参加ください。
名古屋アジャイル勉強会を今後ともよろしくお願いします。