【開催報告】第72回名古屋アジャイル勉強会「検査、してますか?」

スタッフの山本です。

5/29に第72回勉強会「検査、してますか?」を開催しました。

http://nagoyaagile.connpass.com/event/15134/

簡単に開催報告いたします。
今回の参加者は5名でした。ご参加いただいたみなさんありがとうございました。

過去のイベント開催情報はこちらにまとめています。

https://sites.google.com/site/nagoyaagile/Home/nagoya_agile_study_event

今回の勉強会では、アジャイル開発における「検査」とはどういうことかを学び、
その具体的な例をみていきました。一般的には製品に対するテストとして
捉えられている検査ですが、製品のみならずプロジェクトそのものに対しても
検査を経て、適応、すなわち改善と成長を継続的に行っていくのがよいということを
考察しました。
ワークショップでは、サイコロの出目の予測をテストするワークを行いました。
要求がなんなのか、その満足条件はなにか、行うべきことはなにか、という議論を行い、
チームでテストを設計し、実施して結果の評価まで行いました。
より創造的な行為としてのテストを体験できたと思います。

■ワークショップ資料

http://www.slideshare.net/yama__moto/kensa

■勉強会の開催模様

https://www.facebook.com/media/set/?set=a.852083961493404.1073741875.227674577267682&type=1

■ふりかえりまとめ

名古屋アジャイル勉強会では、ワークショップの最後に、
当日のふりかえりをKPT(ケプト)で行っています。

ふりかえりは以下の手順で行っています。
 1. ポストイットに意見(感想)を書く (1枚に1意見。1人何枚でもOK。)
 2. 台紙にポストイットを貼る
 3. 賛同する意見にはドットシールを貼っていく (1人何枚でもOK。)
文末の●はドットシールです。

このふりかえりのフィードバックを今後の勉強会に活かしていきます。
名古屋アジャイル勉強会を今後ともよろしくお願いいたします。

★KEEP(良かった事・続けたい事)

- 完成の定義●●●
- ちゃんとしたサイコロだった(と思う)●
- 検査の目的を明確にするのが大事●
- 検査条件の目的・意図を記録で残すことが大事●
- 完了の定義の重要性を認識できた●
- 話し合うということは本当に大切だし価値がありますね!

★PROBLEM(気になった事・分からない事・問題点)

- サイコロと検査の関係が分からなかった●●●
- 参加者少ないな●●
- 完成の定義を思いつくのに個人的に時間がかかった●
- ユースケース、ユーザーの意見大切

★TRY(アイデア・改善策・チャレンジ)

- 本当に欲しいものは本人にも分かっていない場合がある●●
- ニコニコカレンダー(^_^)取り入れたい●●
- アイデアがすぐ浮かぶように、頭を柔らかくする●●
- インチキサイコロがあると良い?●●
- 結合テストの自動化はもっと一般的になってほしい●
- 検査の機材、目的、必要性を確認する●
- テストの自働化
- 付箋紙のめくり方の説明ない

■名古屋アジャイル勉強会について
アジャイルとは俊敏でチーム中心のソフトウェア開発手法。
名古屋アジャイル勉強会は東海地方でのアジャイル開発についての
情報の共有、発信を目的とするどなたでも参加できるグループです。

月に一度の勉強会が主な活動です。皆様のご参加をお待ちしています。
過去の勉強会の様子は、ブログでご覧いただけます。
名古屋アジャイル勉強会ポータルサイトhttps://sites.google.com/site/nagoyaagile/