【開催報告】Agile Japan 2015 サテライト<名古屋>

2015年4月18日に東別院のイーブルなごやにて
Agile Japan 2015 サテライト<名古屋>
http://nagoyaagile.connpass.com/event/13525/
を開催しました。簡単にご報告致します。

今回の参加者は9名でした。
ご参加頂きました皆様ありがとうございました。

■午前の部

4/16(木)に開催されまたAgile Japan 2015本会場の基調講演の録画中継を
視聴し、基調講演の感想をKPTで共有しました。

Janet Gregory 氏のアジャイル・テスティング ~ チーム全体のためにテストとテスターができることを学ぶ旅
の講演資料はこちらで公開されております。
http://www.slideshare.net/hiranabe/agile-testing-learning-journeys-for-the-whole-team-at-agilejapan-2015

ふりかえりは以下の手順で行っています。
 1. ポストイットに意見(感想)を書く (1枚に1意見。1人何枚でもOK。)
 2. 台紙にポストイットを貼る
 3. 賛同する意見にはドットシールを貼っていく (1人何枚でもOK。)
文末の●はドットシールです。

★KEEP(良かった事・続けたい事)
- Challenge→質問するの意味もある
- Power of 3は三権分立的な意味合い?
- constant beta●
- 行動が大事●
- アジャイルに決まっている●
- DONEの定義をどう見るか●
- Play in the sandbox(職場環境)
- アウトソース(壁の向こうに投げる)←上手いこと言うww
- 楽しむの大事●
- 知識だけでなく行動も●●●
- 競争優位は続かない常にイノベーションし続ける●
- 信頼関係←体験をシェア●
- 素早さ←正確さよりも重要視される
- Telepresense→彼がいることが大事●

★PROBLEM(気になった事・分からない事・問題点)
- 言葉だけでは伝わらない●●
- フセンの剥がし方を説明する●●
- Sense(感覚)全てデジタル化する?
- TRUST どう築くのか?●
- 開発者にもBusiness Analysisスキルが必要●●●●
- ビジネスをイテレーティブにアジャイルにするためには開発以外にも大きな変更が必要
- オフショア開発は理論上○←コミュニケーションコスト、現実×
- Challenge 訊き方大事。追いつめない。
- 完成があり得ないなら、いつ売り上げる?
- 失敗から学ぶ。分かっているけどなかなかできない●
- 人によってモノの見方は全然ちがう
- 伝えることの難しさ●●
- 可視化難しい●
- 言葉では全てを説明できない●
- "顔が見える"関係を維持する●●
- 「言葉では伝わらない」文書でも伝わらないこと多いです●●●
- データの分析活用 アナログ→デジタル
- Scientificな手法をDigitalですばやく
- 10年後WaterFallやっている人なんていない
- 顧客の本当の姿を理解していない

★TRY(アイデア・改善策・チャレンジ)
- お客様の視点に立つ●●
- イメージを捉えて描く●
- 書く前に話す。書いた後も話す●●●
- Have fun!●●
- 自分と他人の文化を"リスペクト"する
- エンジニアから提案は進めていくべき
- Go Wild!●
- 競争優位は続かない→イノベーションし続ける●●
- 創造的破壊
- エンジニアからの発信●●●
- CeFIL http://www.cefil.jp デザインワークショップ●
- 交流するきっかけ(ゲームなど)●●●
- ジャグリング入門もいいな
- Agile Just Do It!*
- MindMap 要点をシェア(Dropboxへ)●●●
- アジャイル型経営行動!(考えてみたい)●●●
- 学びに楽しさを持ち込む(と良いらしい)●
- デザイン思考もう少し調べてみる●●
- エンジニアからの発信 1.社会課題の解決 2.新ビジネス●
- Evernoteで意見を1つの場所に集約●
- 新しい価値のものを常に作り続ける●●
- Personal Bingo←お互いを知るためのゲーム●
- 「安全」という感じを作っていく●
- "完了した"の線引きをチームで予め共有する
- Constant Beta 完成などありえない●
- Digital Thinking 理解→探求→テスト
- Testでコミュニケーションを深める←質問大事●●
- 人と人の会話のきっかけを作る●●


■午後の部

サテライト<名古屋>独自企画として、アジャイル体験ワークショップ
ペーパークラフトで学ぶフィードバックと改善(鬼)」を行いました。

まずアジャイル開発について簡単に説明を行った後、今回はペーパークラフト作成
を通じてアジャイル開発を体験するワークショップを行いました。

お題は「橋(bridge)」としまして、チョロQが走る橋を紙で作って頂きました。

今回は一部の仕様という名のルール作成も参加者と行う形で進めましたが、
私の説明不足もあり、こんなの作れる訳がないと最初から諦めてしまうチーム
もありましたが、それなら何の問題が解決すれば作れるようになるのかを議論
して頂き、限られた期間・資材・人員の中で橋を作成する為の計画づくりに
入って頂きました。

こちらからのアジャイル開発を意識してとのフリもあったのですが、
実際の作成作業に入ると、皆さんコミュニケーションをとりながらイテレーティブ
に開発を進めていき、どのチームも用意していた4イテレーションの内、
イテレーション目で大体橋の機能は完成し、残りのイテレーションでは
見た目部分の実装に取り組んでいたのが印象的でした。

もっとカオスな状況になるのではと想定して、前半・後半に分けて間に
ふりかえりの時間を入れていたのですが、ふりかえりの時間は入れなくても
順調に進んでいたかもしれません。

イテレーションが終わった所で、各チームの作品が仕様を満たしているか
確認を行いました。残念ながら橋の距離を満たしていないチームが1つありました。

また完成したチョロQで完成した橋を走らせてみたり写真を撮ったり。
サプライズで用意したナノブロック チョロQで走らせてみたり。
http://www.takaratomy-marketing.co.jp/products_nanochoroq/
皆さん自分達の作品を思い思いに堪能していました。

また今回のワークショップではAARミーティング方式でふりかえりを行って頂きました。
うまく行かなかったことに対してその原因と改善案を、上手くいっていたチームには
なぜ上手くいったのか、またより良くするにはどうしたら良いかをふりかえって頂きました。
こちらの不備もありましたが、皆さんのご協力もあり大変盛り上がったワークショップでした。


■ワークショップ資料
http://www.slideshare.net/youandi060219/youandi-paper-craftworkshopagilejapan2015

■当日のツイートまとめ


■勉強会の開催模様
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.835148146520319.1073741873.227674577267682&type=3


名古屋アジャイル勉強会では、イベントの最後に、
ふりかえりは以下の手順で行っています。
 1. ポストイットに意見(感想)を書く (1枚に1意見。1人何枚でもOK。)
 2. 台紙にポストイットを貼る
 3. 賛同する意見にはドットシールを貼っていく (1人何枚でもOK。)
文末の●はドットシールです。

★KEEP(良かった事・続けたい事)
- ペーパーワークショップは楽しい●●
- この内容で¥500は安い●
- 橋はよい題材でした●●
- 途中結果はすかさずフィードバック●●●
- プランニング大事●●●
- Agileの学習●
- 動くソフトウェア大事●●
- 全くやったことのないワークショップを体験できた●
- not only 座学、but also 実践●●
- Iteratingを意識できた●●
- 途中で検証してフィードバックを得るのは大事●●
- ジオラマみたいでカッコイイ●

★PROBLEM(気になった事・分からない事・問題点)
- 刃物を扱うワークショップは絆創膏の準備が必要●
- 色々と忘れ物をした 印刷資料、カッターマット●
- Agileやった経験の不足
- Agileで用いるPracticeの不足
- 用語が分からない 覚えられない●●
- 何がわからないのかわからなかった←疑問の明文化
- PPTの文字が小さい●
- 人少ないな・・・●

★TRY(アイデア・改善策・チャレンジ)
- もっとアジャイルを体験したい●
- とりあえずやってみる●●●●
- 結果を「みえる化」する●
- Agile的なやり方を自身の仕事にも活かしてみたい●
- ツールをそろえるより見える化する●
- もっと会話する
- 働き方、コミュニケーションの仕方について発信●
- Agileの実用化
- チームはコミュニケーションしてなんぼ!!●●●
- 会話に勝るコミュニケーションなし●●
- 先ず相手を知りリスペクトする●
- 簡単にテストを実行できるよう開発していきたい●●●



■名古屋アジャイル勉強会について
アジャイルとは俊敏でチーム中心のソフトウェア開発手法。
名古屋アジャイル勉強会は東海地方でのアジャイル開発についての
情報の共有、発信を目的とするどなたでも参加できるグループです。

月に一度の勉強会が主な活動です。皆様のご参加をお待ちしています。
過去の勉強会の様子は、ブログでご覧いただけます。
名古屋アジャイル勉強会ポータルサイトhttps://sites.google.com/site/nagoyaagile/