【開催報告】PMIJ中部 6月度定例会 「顧客のニーズを捉えて、システム統合していますか?」

2014年6月25日に名古屋国際センターにて、
PMIJ中部と名古屋アジャイル勉強会のコラボイベントである

PMIJ中部 6月度定例会 「顧客のニーズを捉えて、システム統合していますか?」

を開催致しました。簡単に報告致します。


今回は10名の方に参加頂きました。ありがとうございました。

今回の勉強会では、まずアジャイル開発について簡単に解説したのち、PMBOK 第5版の立ち上げプロセス群と、プロジェクト立ち上げに関連するアジャイルラクティスを紹介しました。

そして顧客を知る為のワークショップとして、書籍「ビジネスモデルジェネレーション」で紹介されている、ビジネスモデルキャンバスを作成しました。
今回は自分の顧客のビジネスモデルを題材としましたが、十数分間で作成したキャンバスは皆さんしっかり書けていました。

ちょっと時間ができましたので、キャンバスを書いてみた感想を共有することも出来ました。

■ワークショップ資料

■勉強会の開催模様

過去のイベント開催情報はこちらにまとめております。
https://sites.google.com/site/nagoyaagile/Home/katsudou/cosponsored_event 

■イベントふりかえりKPT
名古屋アジャイル勉強会では、ワークショップの最後に、
当日のふりかえりをKPT(ケプト)で行っています。

ふりかえりは以下の手順で行っています。
1. ポストイットに意見(感想)を書く(1枚に1意見。1人何枚でもOK)
2. 台紙にポストイットを貼る
3. 他の人の意見に賛同する場合にはドットシールを貼っていく
文末の●はドットシールです。

このふりかえりのフィードバックを今後の勉強会に活かしていきます。
名古屋アジャイル勉強会を今後ともよろしくお願いいたします。

★KEEP(良かった事・続けたい事)
- コラボ企画●●●●●●
- 勉強になった
- ドットシールの使い方が良いと思う●●
- ビジネスモデルキャンバスで自分がどの程度理解しているか、または理解したつもりであったかが見えた●●●
- ビジネスモデルキャンバス、自部門のビジネスと捉える為のツールとして有効でした。●
- ScrumBootCampで聞いた内容を忘れかけていたので良い復習になった。●
- お菓子(基本、おなかが空いているハズ)●●
- おやつGood!●●
- お菓子の効果ありですネ●

- 顧客のことが意外に分かっていないことが分かった●●●●●●
- 今回はPMIJ中部さんにおじゃましてコラボイベントできた●●●●
- ビジネスモデルキャンバスというフレームを体験できた●●
- 見なれない手法を紹介してもらってありがたかった●
- プロジェクトの目的・ゴールの共有ができそう●
- アジャイルの全体像が見えてよかった

★PROBLEM(気になった事・分からない事・問題点)
- プロジェクタのケーブルを買いに行かせてしまったこと●
- プロジェクタケーブルの不具合があり申し分けありませんでした●
- 「アジャイル」もしくは良いと思うプロセスを適用するために、関係者にどう伝えていくのかが不明

- CSが書けなかったヤバイ●
- 遅刻した●
- アジャイル初心者には難しかったかも(特に前半部分)●●
- 部屋が暗い(蛍光灯が切れている)
- 事例があればよかった●●
- KR・KA・KPがむずかしかった
- 説明を聞いている時間とワークを行っている時間のバランスを逆にして欲しい。●●

★TRY(アイデア・改善策・チャレンジ) 
- 7月から参入するプロジェクトの準備として実施してみたい●●●
- バックアップケーブル●
- 忙しくなるとシステムがビジネスの相手のように錯覚しがちなので、誰のためのビジネスか改めて考え直したい。●●●
- ビジネスモデルキャンバス、自社のメンバーにも紹介したいと思う●●●
- ビジネスモデルキャンバスを初めて書いた。別のプロジェクトでも使ってみよう。●

- プロジェクトの立ち上げ時にやってみる●●●●●
- みんなにも広めたい!!●
- 現場にも結びつく事例を追加●
- 今のプロジェクトのリーダー間でまずはやってみたい●
- 自分自身の仕事や個人的活動のキャンバスを書いてみる●
- ビジネスモデルキャンバスを使って、直接の顧客、自分自身について、分析してみる●●●●
- 顧客のビジネスを理解する●
- PMIJ中部 例会また参加します●

KPTで頂きましたご意見について、一部はここで回答します

アジャイルやその他のプロセスについてどのように伝えるか不明
 →先月の本会のテーマであるパターンランゲージにヒントがあります。
  組織内での広め方は書籍「Fearless Change」「組織パターン」などが参考になるかと思います。

・自分自身について分析
 →ワークショップ中でも紹介しました書籍「ビジネスモデルYou」が参考になります。

・事例があれば良かった
 →今週発売の書籍「図解ビジネスモデル・ジェネレーション ワークショップ」が参考になるかと思います。


■名古屋アジャイル勉強会について
アジャイルとは俊敏でチーム中心のソフトウェア開発手法。
名古屋アジャイル勉強会は東海地方でのアジャイル開発についての情報の
共有、発信を目的とするどなたでも参加できるグループです。

月に一度の勉強会が主な活動です。皆様のご参加をお待ちしています。
過去の勉強会の様子は、ブログでご覧いただけます。