第19回勉強会開催報告

スタッフの山本です。

第19回勉強会「実践ふりかえりワークショップ」を開催しましたので、
報告します。
今回は10名の参加となりました。

ワークショップの概要は以下の通りです。
1. 自己紹介、ふりかえりに対する現状認識の共有
2. 講師から、ふりかえり概要の説明
3. ふりかえり実践
3.1 各参加者の実際の仕事上のふりかえり
3.2 それらを持ち寄って仮想グループを想定してふりかえり
3.3 ふりかえりのふりかえり
4. ワークショップのふりかえり

今回のワークショップでは、講師からの解説は最小限にとどめ、
参加者同士の意見交換と、ふりかえりの実践に重きをおきました。
ふりかえりの実践は、参加者各自の実際の職場の状況に対するKPTをもとに、
参加者で構成したグループを想像してもらって、
ふりかえりを繰り返していきました。
また、途中でふりかえりそのものをふりかえる
「メタふりかえり」をおこないました。

ワークショップリーダーを務めさせていただいた
山本の感想は以下の通りです:
- ふりかえりについて考え、
また意見交換する時間を多く取ることができたと思います。
- ふりかえりをふりかえる「メタふりかえり」が好評でした。
メタ視点を持ってもらうきっかけを作る、というのが
勉強会として重要なポイントだと思いました。
- グループを構成する人によって、同じお題、同じ誘導でも、
全く違う反応、違う展開がでてきます。多様性を感じました。また、
グループの乾性やちからを伸ばすことの大切さを感じました。
- より実践的(職場で実際に行うのに近い)な
ふりかえりのポイントやアイデアを導くために、
ワークショップにもっと工夫ができると思いました。たとえば
ロールプレイ的な設定を加えてみるなど。

ふりかえりは、アジャイルの数あるプラクティスのなかでも、
もっとも本質的で重要なものだと思います。
参加して頂いたみなさんには、今回の経験を、ぜひ、
明日からの仕事・生活に活かすヒントにしていただきたいと思います。
また、勉強会でもこのテーマを今後も引き続き取り上げていきたいと思います。

ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。


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